前書き
昨年の12月上旬、紅葉を見に横浜の山手、元町に行き、久しぶりにカトリック山手教会に訪れました。
残念ながら聖堂は改修工事中で入れなかった事もあり、今まで以上に教会に興味が湧いて来ました。
そこで私の住まいから行ける範囲で探るのにCasa[聖なる建築100]と言う雑誌を電子版で購入しました。
北海道のトマムにある安藤忠雄が手がけた水の教会、長崎県の五島列島の教会、歴史などが書かれ、東京にはあの丹下健三が手がけた東京カテドラル聖マリア大聖堂が特集されてました。
ゲストにはマツコデラックスさんと丹下健三を父に持つ建築家の丹下憲孝さんと対談していました。
雑誌のグラビアから映し出される外壁、聖堂、マツコさんと丹下さんの思いなどの記事を読んでいると東京カテドラル聖マリア大聖堂に足を運びたくなり、少し先になってしまいましたが東京カテドラル聖マリア大聖堂に出掛けました
ガタン ゴトン🚃
目次
- 護国寺駅から東京カテドラル聖マリア大聖堂へ
- 東京カテドラル聖マリア大聖堂
- 鐘塔を見ながら大聖堂入口に行くと
- ルルドの洞窟
- 大聖堂に見下ろされながら空を見上げる
- 礼拝堂に行き丹下健三が永眠る礼拝堂へ
- 東京カテドラル聖マリア大聖堂から護国寺に向かう途中に猫さん
- 暑くなった日は弁慶でざる蕎麦と生ビール
- 護国寺
- 仁王門を通ると緑色に輝き夏の入口になった境内
- 観音・お地蔵を眺めながら本堂へ
- 本堂でお参りし東屋で一休み
- 緑色の樹々の境内と鮮やかなツツジ
- 御朱印を受け、鯉さんに見送られる
- まとめ
護国寺駅から東京カテドラル聖マリア大聖堂へ
東京メトロ有楽町線の護国寺駅、6番出口にやって来ました
ここから鉄砲坂の方に歩いて行きます
地図では合っていると思うのですが、裏道に来てしまい、このまま進み、左側に曲がると
お!東京カテドラル聖マリア大聖堂の建物が見えてきましたよ
東京カテドラル聖マリア大聖堂
アクセス
東京メトロ有楽町線
「江戸川橋駅」(出口1a)より徒歩15分
「護国寺駅」(出口6)より徒歩15分
空高く聳え立つ鐘塔(しょうとう)と大聖堂は天を指すかのように圧倒的な存在感の建物が迎えてくれました
鐘塔を見ながら大聖堂入口に行くと
門から大聖堂の方に行き、近くから見ると外壁が美しい曲線
鐘塔は天高く聳え立ち
天辺には十字架と鐘が設置されています
この後に鐘塔の鐘の音を響かせていましたが、結婚式での鐘ではなかったので、録画は控えました
先ずは大聖堂を見学に行こうと思い、入口に行くと
式中で11時まで入れませんでした
鐘塔近くにある関口会館の受付の方に式の後に大聖堂を見学ができるか訪ねてみると大丈夫でしたが、聖堂内はやはり撮影禁止でした
まだ時間があるので敷地内を見学する事にしました
鐘塔辺りからは池袋のサンシャインも見えましたよ
ルルドの洞窟
奥の方に行くとヨゼフの像
ヨゼフ像を見て右側に進んで行くとルルドの洞窟があり、そこにはマリア像
ルルドの洞窟の真ん中あたりに十字架で祀られた祭壇と思われる所に花が生けてあります
フランス南西部にある町、ルルド近くの洞窟で聖母マリアが現れた洞窟を忠実に再現したそうです
空を見つめるマリアさまが神秘的
大聖堂に見下ろされながら空を見上げる
奥の方から大聖堂と鐘塔を見ると太陽が真上ぐらいになってきました
建物をどの角度から見ても素晴らしい
この東京カテドラル聖マリア大聖堂は空から見ると、なんと!十字架に描かれているのですよ
当然ドローンとか飛ばせない(禁止)のでGoogleマップの航空写真を埋め込んで置きました
素晴らしい
礼拝堂に行き丹下健三が永眠る礼拝堂へ
大聖堂入口側にちょうど太陽が重なり幻想的
式も終わったので大聖堂内に入ります
聖堂内は撮影禁止の為、画像がなく申し訳ありませんが、打ちっぱなしのコンクリートで仕上り、奥の方には大きな十字架
礼拝堂内はトップライトから照らされ、とても幻想的な空間
後方には日本で1番大きいとパンフレットに書かれていたパイプオルガン
東京芸術劇場にあるパイプオルガンより大きいと言う事でしょうから、音色(音階)も沢山ありそうですね!
このパイプオルガンの演奏、聴いてみたいな
お祈り、見学などを済ませたのでシスターに丹下健三先生、マツコさんの事などを話していると、丹下健三先生が永眠る納骨堂に案内していただきました
案内された納骨堂で洗礼を受けた故丹下健三先生の前で十字を切り、お祈りをしました
都庁、国立代々木競技場など数多くを手がけた憧れでもあった建築士:丹下健三先生
生前の時にお会いして色々なお話を伺いたかったと思いながら、納骨堂の壁に刻まれた名前をしばし見ていました
シスターにお礼を言い、僅かながらですが教会にご寄付しました
ご寄付するとこの様な紙を頂け、気持ちを改める内容が書かれていました
東京カテドラル聖マリア大聖堂から護国寺に向かう途中に猫さん
東京カテドラル聖マリア大聖堂を後にし、護国寺に向けて歩いていると
にゃ〜😺
テリトリー位置と猫さんとうまくコミニケーションを取りながら一枚
気持ち良さそうにゴロゴロしていましたよ
護国寺が見えてきましたが、問題がひとつ
お腹空いた
どこかおいしそうなお店はないかな
暑くなった日は弁慶でざる蕎麦と生ビール
この日は5月半ばなのに30度を超すとても暑くなり、冷たい食べ物が食べたく、護国寺前にある弁慶さんで頂く事にしました
先ずは生ビールで
うまい🍺😋
しばし待つと
ネギトロ丼とざる蕎麦がきました
ネギトロ丼は程よく油が乗り、お蕎麦もいい感じのコシと喉ごしで
まいう〜🍺🐟🍚😋
とてもおいしかったです
護国寺
アクセス
お腹も膨れたので改めて真言宗豊山派である護国寺、仁王門を潜り、境内に向かいお参りに行きます
仁王門を通ると緑色に輝き夏の入口になった境内
迫力がある仁王さまの門を通り境内に入ると
境内の樹々は緑色に輝き、夏の入口になっています
吹流し?が風に揺られ
水盤にも樹々が反射していました
日陰が恋しくなる感じな日
階段から振り返る景色も緑色でとてもきれいです
観音・お地蔵を眺めながら本堂へ
本堂に向かう途中にはお地蔵さまが並び
本堂を見て左側に観音さま
観音さまの奥に金剛力士像と思われる方が睨みを効かせております
本堂に繋がる階段を登り切ると右側に大仏さま(釈迦如来坐像)
お地蔵さま、観音さま、大仏さま、金剛力士さまが迎え、本堂にやってきました
本堂でお参りし東屋で一休み
本堂でお参り
おみくじを結ぶ所には縁起が良さそうな大吉
しかし暑い、少し休憩するところはないかな
お!ありました😃
東屋に吹き込む風が心地いいです
いきなり30度も超えたので体がついていかないな
緑色の樹々の境内と鮮やかなツツジ
休憩も終えて再び境内を巡り、こちらは月光殿
多宝塔には風情ある松の木が聳え
灯籠の周りには鮮やかなツツジが彩っています
大師堂の周りにも樹々が覆い
奥に行くと
瓶に反射しながら観音さまなどが祀られていました
御朱印を受け、鯉さんに見送られる
境内を巡り、寺務所(本坊)に行き、御朱印帳カバーを外し御朱印をお願いします
しばし待つと
「如意輪観世音」の御朱印を受けました
お参りの証も無事に受けれたので
鯉さんに見送られながら駅に戻りました
暑い中ご苦労様 またきてね パクパク🐟
まとめ
東京カテドラル聖マリア大聖堂に行き、丹下健三先生が手がけた大聖堂を見学し、礼拝堂はとても幻想的な空間でした。
なにより、この建物を設計した丹下健三先生の納骨堂にも行け、憧れの方の前でお祈りも出来、とても光栄でした。
案内して頂けたシスターにもとても感謝致します。
東京カテドラル聖マリア大聖堂でお祈り、見学した後にとてもおいしかった弁慶さんのネギトロ丼とざる蕎麦を頂き、真言宗豊山派である護国寺に参拝し、夏の入口も感じながら、歴史あるお寺、観音さま、お地蔵さま、仁王さまも見れたり、お参りの証となる御朱印を無事に受けれました。
私はキリスト教ではないのですが、保育園のとき、カトリックだった事もあり、小さい頃にキリスト教を学んだ事を大人なって再度、見学したり、学び直したり、そして建築と言うものにも興味を持ち、神道、仏教だけではなく、他文化も取り入れ、キリスト教も視野に入れました。
今回は、東京カテドラル聖マリア大聖堂、護国寺を見に行き、文化も違う宗教ですが、それぞれの歴史などを理解•尊重しながら巡りました。
文化、歴史、建物のなどの違いはありますが、共通するのは「癒し」「願い」の空間だと思います。
日本の文化の神道・仏教、西洋の文化の基督教などを学ながら、参拝・礼拝に行ってみてはいかがでしょうか
新しい発見ができるかもしれませんよ